■ピッチに座り込んだ「頼れるキャプテン」

 ゴール前でヘディングに行ったエムバペは、自ら鼻をケヴィン・ダンソの肩口にぶち当ててしまった。

 数分の治療の後、立ち上がったエムバペはゴール裏からタッチラインを通って、オーストリアのベンチ前を過ぎた。

 プレー続行なのかと思われたが、エムバペはヨロヨロとピッチ内に倒れて座り込んでしまった。

 レフェリーはイエローカードを用意したて駈け寄ったが、事態はもっと深刻だった。

 エムバペはピッチを去ることになった。

 フランス協会は「手術はしない」ということだが、6月21日のオランダ戦はもちろん、グループリーグの残り試合は、欠場になることが濃厚だ。

 フェイスマスクは用意するということだが。

(4)へ続く
PHOTO GALLERY EURO主役候補にまさかのアクシデント【オーストリア代表vsフランス代表】激闘フォト
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