![【C大阪×浦和戦】10位後退・浦和レッズが再浮上するために必要なもの(1) 「得点を奪えない」悪循環とGK西川周作の「位置取り」、CB佐藤瑶大に求められる「辛抱」の画像](https://soccerhihyo.ismcdn.jp/mwimgs/9/4/660w/img_94810093149ebcff3e4d41c0738fef982611406.jpg)
明治安田J1リーグ第18節、セレッソ大阪(以後、C大阪)対浦和レッズ(以後、浦和)戦が、ヨドコウ桜スタジアムで行われた。試合は2-1でC大阪が勝利し、2カ月ぶりとなる勝ち点3を手にした。
それまで勝点25で並んでいた両チームだったが、C大阪が6位に順位を上げ、逆に浦和は10位に後退した。浦和が4試合ぶりの勝利を目指した白熱の一戦を、得点シーンを中心に分析しよう。
■開始から浦和ペース「前田直輝らがシュート」
C大阪は前節からオランダ1部リーグ、AZアルクマールへの今夏の完全移籍が秒読みとなった毎熊晟矢と、奥田勇斗を変更。
浦和は、前節から出場停止のアレクサンダー・ショルツに代えて佐藤瑶大を、オラ・ソルバッケンに代えて大久保智明を起用した。
雨中の一戦は、試合開始から浦和ペースで進められた。
12分には前田直輝のシュートが、さらに16分にはチアゴ・サンタナのシュートが、ゴールの枠を外れていく。また、33分には伊藤敦樹のシュートをC大阪の西尾隆矢がブロックした。
今季の浦和のパターンとなってしまった「チャンスは作るが、得点は奪えない」という繰り返しが、この試合でも顔を出す。
そんな中、C大阪に先制点が生まれる。