リーグ戦４連勝を飾ったＪ１ガンバ大阪のブラジル人ウインガー、ウェルトンの圧巻の“重戦車ドリブル”が話題を集めた。
６月１６日に行われたＪ１リーグ第１８節で、Ｇ大阪は本拠地パナソニックスタジアムに柏レイソルを迎え、２－１の勝利を収めた。特に先制点を奪ったＦＷ宇佐美貴史の超絶個人技の先制弾が注目を集めたが、その得点シーンに負けないほどスタンドのサポーターが盛り上がったシーンがあった。
２－０の後半２４分だ。Ｇ大阪の守備の時間が長くなってきた中で、味方のクリアボールが左サイドのスペースに流れる。そこに反応したのが、代表ウィーク期間中に金髪に変身したウェリントンだった。
最初は柏の島村拓弥の方がボールに近い位置にいたが、全力ダッシュからのショルダーチャージでマイボールにしてドリブル開始。必死に体勢を立て直して追い縋ってきた島村を再び吹き飛ばすと、さらに後方から体を入れながらボールを奪いにきた戸嶋祥郎を弾き飛ばしてドリブルを継続した。最後はファウルで止められたが、その“重戦車ぶり”にスタンドのボルテージは一気に上がった。
