6月29日、U等々力でJ1第21節が行われ、俳優・市原隼人が見せた漢気行動の数々が観客の心を掴んで、大絶賛されている。
サンフレッチェ広島を迎えた川崎フロンターレにとって、この試合は川崎市制100周年記念マッチとして大々的に行われた。その始球式を務めたのは、俳優の市原隼人。1987年生まれの現在37歳で、映画やドラマに引っ張りだこの人気俳優である。
その市原が、川崎フロンターレのユニフォームを着用して始球式に登場。蹴る前には、胸に手を当てて川崎市民の歌である『好きです かわさき 愛の街』を大熱唱。重要な式典での国歌斉唱張りの迫力で歌い上げた。
そうしてまずはひと盛り上げすると、始球式で豪快なキックを披露。ゴールを決めた勢いのままに、熱いサポーターが集まるGゾーンへと一目散にダッシュする。
ここまではよくある光景と言えるが、市原のスゴいところはそのまま観客席になだれ込んだこと。そして、バケツに入った水をサポーターにかけ、さらにはその水をバケツごと浴びたのだ。
市原はハーフタイムにも車に乗って全力で観客の気持ちに応えるなど、川崎市出身タレントとして会場の心をわしづかみにした。