6月22日、新潟県新潟市にあるデンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟と川崎フロンターレが対戦した。この試合に合わせ、新潟県警が粋な対応を見せた。
熱いサポーターを擁する新潟が迎えたのは、川崎。昨年、このスタジアムで2度戦い、リーグ戦では完勝劇を演じたものの、天皇杯ではPK戦の末に苦汁を舐めさせられた相手だ。
今年はどのような試合を見せるのかと注目が集まる中で、新潟県警も両チームにエールを送った。道路上にある電光掲示板に、「アイシテル 事故のない ニイガタ」とメッセージを浮かび上がらせると、続いて、「安全運転 この先も シナサーレ」と続ける。
一見すると、無事故と安全運転を呼び掛けているだけのものに思われるが、さにあらず。「アイシテル ニイガタ」はアルビレックス新潟にとって大事なメッセージ。公式グッズでも用いられるものだ。そうしてみると、「この先も シナサーレ」とは、“川崎フロンターレ”と語感が似ているように感じられる
つまり、新潟県警がこの試合に向けて、安全運転を呼び掛けると同時に川崎フロンターレへの歓迎とアルビレックス新潟への応援を表している可能性が高いのだ。