サッカー元日本代表MF原口元気が古巣・浦和レッズの練習に参加。浦和の練習着を着用し、約10年ぶりに大原サッカー場で汗を流す姿に、多くの浦和サポーターが胸を熱くさせた。
原口は現在33歳。浦和の下部組織育ちで、17歳でプロデビューしてから生え抜きのアタッカーとして活躍した後、2014年から活躍の場をドイツに移し、2018年のワールドカップ・ロシア大会では日本代表のベスト16進出に大きく貢献した。
今季はドイツ1部シュツットガルトに所属していたが、リーグ戦出場2試合に終わり、今年5月に契約満了での退団が発表された。現在はフリーの状態で、来季の所属先が取り沙汰される中、日本での自主トレーニングとして、慣れ親しんだ古巣・浦和のチーム練習に参加したとのことだ。
この原口の練習参加に際して、クラブは数々の写真とともに練習風景を収めた動画も公開した。そこには他の選手たちと同じ赤い練習着に身を包み、最近トレードマークとなっていた黒のヘアバンドを付けて汗を流す原口の姿が存分に映っており、錆び付かない華麗なテクニックと“飛び入り”とは思えない周囲とのコンビネーションの良さを披露している。