6月12日、天皇杯2回戦が各地で行われた。負ければ終わりの一発勝負の大会形式とあって、この日も各地で波乱が巻き起こった。
この日開催された試合は32ある。その中で、最も注目を浴びたのは筑波大学だ。茨城県代表として参加するこの大会の2回戦でぶつかったのは、J1・町田ゼルビア。今季、J1に初めて昇格したチームながらその首位に立つクラブである。
J1リーグは17節までを終えているが、町田は11勝2分4敗と堂々たる戦績を残している。ロングスローや勝負にこだわった戦い方で旋風を巻き起こしており、カテゴリーが下の相手にどのような戦い方をするのか注目を集めていた中での、下克上となった。
それだけに、筑波大学への注目度は急上昇。過去にもJクラブを破った“常連校”ではあるが、その反響は大きく、筑波大学のユーチューブへの“流入者”も多く表れた。
そこで注目されたのが選手紹介だ。筑波大学は試合の映像をユーチューブで公開しているのが、プロのサッカー中継さながらの選手紹介映像を制作している。