「待ってました!」FW小川航基の高速クロスに合わせた4年ぶり”復活ゴール”に「かっこよすぎるよほんと」の声!「相変わらずクロスにあわせるのがうまい」と評価の画像
サッカー日本代表FW小川航基 撮影:中地拓也

 6月6日、2026年北中米ワールドカップのアジア2次予選第5節が行われ、日本代表が5−0でのミャンマー戦を下した。その中で2得点を決めたのが、1トップとしてスタメン起用されたFW小川航基だった。

 現在26歳の小川は、10代の頃から本格派ストライカーとして名を馳せたが、2017年のU-20ワールドカップで左ひざの前十字じん帯断裂および半月板損傷故障の大怪我長期離脱。その後、リハビリから復帰を経て、2019年12月の E-1選手権の香港戦でA代表初キャップを飾った試合で3得点を決めたが、所属クラブでの不振が響き、東京五輪はメンバー外となった。しかし、2022年にJ2の横浜FCで得点王(26得点)に輝いて復活の狼煙を上げると、2023年夏にはオランダのNECへ移籍して加入1年目で公式戦15得点をマークし、代表復帰も果たした。

 迎えたこの日、チームとしては消化試合ではあったが、小川にとっては大事なアピールの場だった。そして前半は引いて守る相手ディフェンス陣を前に、自身がプレーするスペースをなかなか見つけられずに苦しんでいたが、後半に入って結果を残した。

 後半30分だった。右サイドでボールを持った後半途中出場のMF相馬勇紀がカットインから左足クロスをゴール前に送ると、相手DFから逃げる動きでマークを外した小川が、スピードのある高速クロスに対して素早く落下点に走り込み、ドンピシャでのヘディングシュートでゴールネットを揺らした。

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