ラ・リーガの公式SNSが、スペインでプレーした日本人選手たちの写真を投稿した。ある共通点を指摘しての投稿に、日本のファンも感嘆の声を上げている。
スペインはかつて、なかなか日本人選手には活躍が難しいリーグであると言われてきた。一方で、攻撃的でテクニカルなサッカーに憧れ、スペイン行きを志す日本人選手は多かった。
さきがけのひとりとなったのは、安永聡太郎氏。2部リーグではあるが、1997年夏にレリダへ期限付き移籍し、1シーズンだけながらもプレーした。
現在はオーストラリアでプレーする指宿洋史は、なかなか1部でのプレー機会は巡ってこなかったが、高校卒業後に渡西。計5シーズンもスペインで戦った。
現在の代表格と言えば、やはり久保建英だろう。小学生の頃にスペインへと渡り、バルセロナで英才教育を受けた。一時日本に戻ったものの、再びスペインへと戻り、現在はレアル・ソシエダの中心選手となり活躍している。
その日本代表MFは6月4日、23歳の誕生日を迎えた。日本代表の公式SNSでも、誕生日を祝われる様子が紹介されていた。
その翌日には、ラ・リーガも反応。ただし久保だけではなく、新旧の日本人選手に向けたものだった。
6人の日本人選手がスペインのクラブのユニフォームを着て、写真に収まっている。一番前に置かれているのは、やはり久保。中心は、エスパニョール時代の中村俊輔氏が大きくデザインされている。
その投稿に添えられたコメントは、「日本の多くのレジェンドたちが生まれた月です」。そう、この6人は6月生まれという共通点を持つのだ。