6月9日、JリーグYBCルヴァンカップのプレーオフラウンド第2戦が行われ、FC東京に2種登録している高校2年生がゴールを決めた。
味の素スタジアムで行われた第1戦は、サンフレッチェ広島が2-1で勝利。FC東京としてはアウェイでの第2戦で、最低でも勝利が欲しい状況だった。
しかし、エディオンピースウイング広島で行われたこの試合でホームチームがリズムよく点数を重ねる。前半こそスコアレスだったものの、53分に加藤陸次樹、55分に大橋祐紀、68分に加藤陸次樹といった具合にスコアを動かしていく。FC東京は苦しい状況に追い込まれる。
その状況でFC東京はフレッシュな選手を3人送り込む。そして77分、その交代で入った尾谷ディヴァインチネドゥがゴールを決める。野澤零温が左サイドから送ったクロスに飛び込み、頭で合わせたのだ。
尾谷は、FC東京U―18所属の高校2年生で2種登録。身長190cmという高さに加えて速さも持つ期待の新星だ。これがトップチームデビュー戦で、デビューから3分でゴールを決めて見せた。