6日の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・ミャンマー戦(ヤンゴン)を5-0で圧勝した日本代表。翌7日にはバンコク経由で帰国し、さらに8日には広島へ移動。11日のシリア戦に向けて調整を行うという強行スケジュールを強いられている。
「結構、ハードな日程だったので、みんな疲れを感じていると思いますけど、また広島に来てしっかり準備して、次に備えたいというところです」とミャンマー戦でキャプテンマークを巻いた谷口彰悟(アルラーヤン)は気丈に前を向いていた。
ご存じの通り、今回の森保ジャパンは攻撃的3バックにトライしている。前回はボランチの守田英正(スポルティング・リスボン)がアンカー気味に位置し、旗手怜央(セルティック)が前に上がって左シャドウ・鎌田大地(ラツィオ)と臨機応変に位置を変えながらプレー。右シャドウ・堂安律(フライブルク)は1トップ・小川航基(NECナイメンヘン)に近い位置でよりゴールを意識した動きを見せていた。
後半からは代表2戦目の川村拓夢(広島)と初キャップの鈴木唯人(ブレンビー)が入ったことから流動的なポジショニングが減少。鎌田・鈴木の組み合わせになった2列目は、鎌田が前半同様に左寄りで中村敬斗(スタッド・ランス)といい距離感で彼の推進力を引き出し、鈴木の方はフィニッシャーという色合いが強かった。