■「マジで勝ち試合を見せてあげたかった」

 この映像と同時に、フランクフルトの公式エックス上にはメッセージ動画も公開され、その中で長谷部は「こうして日本で記者会見等いろいろやれたことを非常にうれしく思いますし、これから試合を観ることを楽しみにしています。また会いましょう。それでは!」とコメント。そして試合が始まると、他のスタッフに混じってスタンド席に腰を下ろし、かつて自身が身を包んだ赤いユニフォームの“後輩たち”のプレーに熱視線を送った。

 SNS上にはファンから「長谷部来てるんだから負けられないぞ!」など必勝を求める声も多く寄せられていたが、試合は1−2で敗れる結果に。ファンは「マジで勝ち試合を見せてあげたかった」と残念がった。

 現役引退後はドイツで指導者のキャリアをスタートさせる予定だが、古巣・浦和への“想い”と“絆”は保たれたまま。今後の展開と、次回の“埼スタ凱旋”に期待したい。

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