現地時間5月18日、ドイツ1部ブンデスリーガ最終節が行われ、フライブルクに所属するサッカー日本代表MF堂安律が2試合連続となる豪快なヘッド弾を決めてファンを沸かせた。
フライブルク加入2シーズン目となった堂安は、序盤こそコンディション不良で出遅れたが、年明けのアジアカップ後から絶好調をキープ。この試合前までの後半戦のスタメン12試合で5得点を奪う活躍を見せていた。
その堂安は、この日も右サイドMFとして出場すると、0-1で迎えた後半40分だった。左サイドからのカウンター攻撃。タッチライン際でパスを受けたヴィンチェンツォ・グリフォが相手DFを抜き去る前に右足でクロスボールを送り込むと、ファーサイドにいた堂安が素早く反応した。
前節のハイデンハイム戦でダイビングヘッド弾を決めていた堂安は、このクロスボールに対しても抜群のタイミングで相手DFの前に入り込むとともに、優れた空間把握能力を発揮して渾身のヘディングシュート。身長172cmの堂安が、身長183cmのロビン・ゴゼンスに完全に競り勝つ形で豪快にゴールネットを揺らした。