【川崎・竹内強化本部長に聞く、今のフロンターレ】「鬼木のサッカーもそうですけけど…」と説明するフロンターレらしさと、「クラブとしても許容してあげないと」と求める成長の画像
取材に応じた川崎フロンターレの竹内弘明強化本部長 撮影:中地拓也

 5月22日、川崎フロンターレの竹内弘明強化本部長が取材に応じた。現在のチームをどのように捉え、そして、選手や監督・スタッフには何を求めているのかを聞いた。

 4勝4分7敗で14位。プレシーズンに掲げた複数のタイトル獲得という理想と、リーグ戦15試合を終えた時点での成績は乖離している。それでも、昨季から多くの選手が入れ替わり、コーチ陣も大きく変わったことを考えれば、ここ数試合の上昇気流はチームにとって大きな自信となる。

 竹内強化本部長も、そのメンバー構成の変化による現場の難しさを感じており、「課題感はこっちもシェアしていて、チームももう1回強いフロンターレを作っていこうよ」という考えの中にあると話す。

 そして、「ここ数年やってきた選手が抜けているのは確かなんだけど、それはもう置いといて、新しいフロンターレを作っていこう」という呼びかける中で、「フロンターレとしてブレずにやっていくことは明確なので、フロンターレがフロンターレであるためにはやっぱり耐えなきゃいけない時期もあるだろうと。そこをしっかりと今は支えていくという立ち位置の中で、チーム一丸となってやることが一番」と監督・スタッフ・選手への信頼を言葉にする。

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