5月16日、延期になっていたリーグ・アン32節のマルセイユ戦で、7試合ぶりに勝利したスタッド・ランス。
相手のオウンゴールを誘発する絶妙なクロスを供給して、チーム唯一の得点を演出した伊東純也(31)と、チームの後輩である、サッカー日本代表に名を連ねる中村敬斗(23)の2人が、試合とは別のところでも話題になっている。
「前半35分に、伊東が高速クロスで先制点を奪った5分後に、シュートの名手として知られる中村もペナルティエリア左から右足をコンパクトに振り抜いたのですが、ボールはポストを直撃。惜しくも追加点にはなりませんでした。
その後も中村には、決定的なチャンスが何度か訪れたのですが、75分に交代。ベンチで試合を見守っていました」(カメラマン渡辺航滋)
試合は、そのまま1-0でS・ランスが勝利。フル出場して7試合ぶりの勝利に貢献した伊東純也が、疲労からピッチにうずくまる。そのとき、事件は起こった。