Jリーグが5月14日、4月度の月間MVPを発表し、J1リーグではジュビロ磐田のFWジャーメイン良が初受賞した。そしてJリーグ公式エックス(旧ツイッター)で公開されたゴール集に、改めて感嘆の声が寄せられた。
3月1日に行われた開幕2戦目の川崎フロンターレ戦で1試合4得点と爆発したジャーメインは、4月に入っても好調をキープ。4月3日の第6節・アルビレックス新潟戦で2得点(左足PK、右足)をマークすると、同20日の第9節・アビスパ福岡戦でも2得点(頭、左足)。さらに同27日の第10節・FC町田ゼルビア戦でもゴール(左足PK)を決め、4月の5試合で計5ゴールを記録した。
Jリーグの選考委員会からは、その傑出したパフォーマンスについて「PKが多いが、それを冷静に決める力。ジュビロの攻撃を牽引している。コンスタントに毎試合チャンスに顔を出してゴールを決めている」(槙野智章委員)、「チャンスを逃さぬ見事な決定力で5戦5発。4月だけで勝点10を積み上げたジュビロの巻き返しに大きく貢献」(北條聡委員)と説明。同時に公開されたスタッツでは、断トツのシュート成功率「41.7%」が光った。