現地時間の5月19日、セリエA第37節が行われ、サッカー日本代表の鎌田大地が圧巻のゴールを決めた。
鎌田大地が所属する7位のラツィオが対戦したのは、現在、首位を独走するインテル・ミラノ。この試合を前にした勝点は92で、2位のACミランに20以上もの差を付けている。通算20回目の優勝をすでに4月に中に決めており、王者の胸を借りてプレーすることとなった。
鎌田はその試合に先発。3-4-2-1のシャドーに入って、チャンスを狙う。そして前半32分に先制ゴールを決めて見せる。このとき、味方MFのニコロ・ロベラが相手陣内中央で持ち上がる。そして、ペナルティエリア前で右前方にいた鎌田大地に渡すのだが、受け取った鎌田は細かいステップを踏みながら前進しようとする。
相手選手もその進行を阻もうと体を動かすが、ここで鎌田はシュートを選択。相手の守備が間に合わないほどの速さで足を振ると、左足から放たれたボールはゴール左下の隅に。相手も反応できないほどの速さとタイミングでのプレーを見せたのである。