現地時間の5月19日、プレミアリーグ最終節が行われた。優勝を争って戦ったアーセナルで、貴重な同点弾をサッカー日本代表DFが決めた。
今季の優勝が決まるプレミアリーグ第38節。王者の座を懸けて試合に挑んだのは、首位・マンチェスター・シティと2位のアーセナルだ。マンチェスターCは勝点88でウェストハムと対戦。対するアーセナルは、勝点86でエヴァートンと対戦した。
アーセナルが優勝するには、マンチェスター・シティが引き分け以下となったうえでアーセナルが勝利すること。そのため、まずはエヴァートンに打ち勝つ必要があったが、先制したのはそのエヴァートンの方だった。
雲行きが怪しくなるアーセナルだったが、先制を許した直後の前半43分に同点弾を決める。このとき、アーセナルは右サイドでボールを回しており、マルティン・ウーデゴールが高い位置からゴール前にグラウンダーのマイナスクロスを送る。
その軌道の先にいたのが、冨安健洋だ。この日、4-3-3の左SBで先発出場すると攻守に素晴らしいパフォーマンスを見せていた冨安が、機を見てゴール前まで迫る。そしてペナルティエリア内で右足で合わせて見事にゴールネットを揺らしたのである。