「これ現地で見たの一生の思い出すぎる」三笘薫が川崎時代に見せた、横浜FM戦での「脅威の60mドリブルアシスト」に脚光!「普通の選手では出来ないプレー」の声の画像
川崎フロンターレ時代の三笘薫 撮影:中地拓也
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 5月15日はJリーグの“誕生日”だ。それを記念した企画として31試合をフルタイムで公開しているが、その中に、あの伝説的なプレーが生まれた試合も入っている。

 Jリーグが、公式ユーチューブで31試合を放送する。2017シーズンから2023シーズンのリーグ戦のうち、「現役日本代表選手が活躍した試合や、今季J1所属各クラブの印象的な試合をピックアップして、当時の実況・解説で配信します」というもので、5月13日の9時から放送される中に、2020年のJ1リーグ第30節「川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス」も含まれている。

 この試合で活躍したのが、現在はブライトンに所属して、サッカー日本代表としてもプレーしている三笘薫だ。三笘は当時、川崎フロンターレに所属。この試合ではベンチスタートとなっていたが、ハーフタイムに長谷川竜也と交代でピッチに入ると、後半8分に先制ゴールを決めている。

 さらに後半45分にジェジエウが追加点を決めると、そのアディショナルタイムに伝説のプレーが観られた。横浜FMが川崎の右サイドからクロスを上げてくるも、登里享平(現・セレッソ大阪)がこれをペナルティエリア内でクリア。しかし、ただ前に蹴るのではなく、ペナルティアーク手前まで戻ってきていた三笘に渡す。

 当時は背番号18をつけていたドリブラーは、相手選手がついてきている状況でも胸トラップしてコントロールすると、左サイドに流れるようにしてドリブル。スピードとテクニックを用いて、飛び込ませないようにする。そして相手陣内に入ると、ボールカットしにくるチアゴ・マルチンスを軽くかわす。

 最後はゴール前まで走っていた小林悠にアウトサイドパス。小林はこれをトラップして冷静に流し込んだのだった。

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