「ゴール前での落ち着きは流石や」フェイエノールトFW上田綺世の鮮やか反転シュートでの2戦連発弾に称賛!「先発すれば得点する」「ストライカーらしいプレー」との声の画像
フェイエノールト所属のサッカー日本代表FW上田綺世 撮影:中地拓也

 オランダ1部フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世の2試合連続となる今季4ゴール目に称賛の声が集まった。

 現地時間5月5日に行われたエールディビジ第32節のズウォレ戦で、上田は2試合連続でのスタメン出場を果たした。4−3−3のセンターFWに入ると、前半33分だった。左サイドを抜け出したDFダビド・ハンツコがボックス内中央へマイナスのクロスを送ると、FWイゴール・パイシャオンのワンタッチで前方へパス。このボールをオフサイドラインのギリギリの位置で受けた上田が、左足でトラップして即、しなやかな反転からの右足シュートでゴールネットを揺らした。

 クラブ史上最高額で加入しながらもメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの大活躍の陰に隠れてベンチスタートが続いていた上田だったが、ようやく本来の姿を取り戻すような“らしい”ゴール。前節4月25日のゴーアヘッド戦に続く、今季4ゴール目にして待望の本拠地初ゴールとなった。

 さらに上田は、後半開始早々にペナルティーエリア内で体を張ってボールをキープした際に後ろから足を引っ掛けられてPKを奪取に成功。しかし、このPKを自ら蹴るも、相手GKのファインセーブに阻まれてゴールならず。それでも試合は5−0で勝利し、上田にとっても手応えありの試合となった。

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