5月3日、U等々力でJ1リーグ第11節が行われた。その試合を前に、選手入場後にセレモニーが行われた。
メーカブーの誕生祭も合わせて行われたこの試合では、もう一つ、祝福すべき出来事があった。それは、MF橘田健人のJ1リーグ通算100試合出場を祝うものだ。
1998年生まれで現在25歳の橘田は、2021年に川崎フロンターレに入団。1年目から29試合に出場するなど、ここまでチームに大きな貢献をしてきた。その武器は、危機察知能力と運動量。“3人いるのでは”というほどの働きぶりでピッチを縦横無尽に駆け回り、ピンチの芽を摘んできた。昨年はキャプテンに就任したが、今季は一度その任を下ろして改めてチームのためにプレーしている。
そんな橘田が4月28日のサンフレッチェ広島戦で100試合の出場を達成。その直後に当たるこの試合で、多くの観客を前に花束を受け取った。そのプレゼンターとなったのが妻と子。まだ赤ちゃんである娘を抱いた橘田の妻がメインスタンド前に登場し、フロンターレブルーの花束を渡す。笑顔で受け取った橘田とともに、3人で記念撮影に収まったのである。