■城福監督は「改善が必要」と試合を振り返った
「悔しさを押し殺して、背中を押すような拍手をいただいた彼らにホームでの勝利を届けられないことを悔しく思う。前半、あれだけボールを持ちながらシュートを1本しか打っていない。ボールを持つことから先が課題。後半開始から20分押し込まれた。こらえることはできるが、あれでは疲弊する。改善が必要」
東京Vの城福浩監督は2試合連続の0-0試合をそう振り返った。そして、付け加えた。
「J1は最後の15分に出てくる選手が違う。夏場に向けて、チームの背骨の部分も含めて、先発に取って代わる選手を育てていかないと」
この日、発表の気温は27.4℃だったが、日差しは強かった。私はゴール裏に座っていたが、前半の日陰のないピッチは30℃以上に感じられた。湿度が低かったのは幸いだった。