レアル・ソシエダのサッカー日本代表MF久保建英の悔しさを露わにした試合直後のスペイン語インタビューが注目を集めた。
現地時間4月26日に行われたスペイン1部ラ・リーガ第33節で、久保擁するレアル・ソシエダはホームでレアル・マドリードを迎え撃つも0-1の惜敗。3試合ぶりのスタメン出場となった久保は、攻守に奮闘した中で前半32分には鋭い切り返しからの右足シュートでゴールネットを揺らすも、直前の味方のプレーがファウル判定となって悔しくも取り消しとなった。
その試合後、久保がフラッシュインタビューに応じた。多くのチャンスを作りながらも敗れる結果に、久保はいつものように流暢なスペイン語で実にストレートな物言い。「残念だよ。勝ちに値したと思う。こんな雨の中、日程変更もあってクソみたいなことしかなかったファンのことを思うとね」と試合を振り返ると、「相手には1、2回しか決定機がなかったけど、僕たちには6、7回あった。(ゲームを)支配して上回っていたのは僕たちだ」と試合には敗れたが、自分たちのチームとして優位性を訴えた。
さらに“幻のゴール”のシーンには「僕が唯一言えるのはボールを失った選手が寝ていたということ」と表現。古巣ファンからの批判も恐れずに胸を張り、主審の笛にも毒付いた。