関西学生サッカーリーグ1部の関西学院大のスーパールーキーによる“圧巻ハットトリックデビュー”が話題を集めている。
第102回目を迎えた関西学生サッカーリーグは、1部リーグの前期第2節が4月13日と14日に行われた。そして衝撃のゴールが連続して生まれたのが、三木防災公園陸上競技場での第2試合、関西学院大対阪南大の一戦だった。
主役は、今春に関西学院大に入学した1年生MF内田康介だった。U-12時代から名古屋グランパスの下部組織で育ち、U-18時代には背番号10を背負った技巧派ゲームメーカーは、この日が大学リーグのデビュー戦。すると、前半アディショナルタイムに、ゴールやや左、距離約22mからの直接フリーキックで得意の右足を振り抜き、ゴール左上の隅に叩き込んで先制点を挙げる。
さらに後半6分、今度は流れの中で、1点目と同じような距離からの絶妙なタッチでのループ気味の右足シュートをゴール右隅へ。そしてトドメは同42分、再びゴール前でのフリーキックのチャンスに、スピードのあるシュートを叩き込んでハットトリックを達成した。