J2のジェフユナイテッド千葉が、「ジェフならでは」のグッズを開発した。その着眼点やアイディアに、クラブのファンのみならず多方面から称賛が寄せられている。
千葉は近年、独創性を感じさせるグッズを次々と送り出している。今季に入ってからはカタカナをデザインにうまく取り入れたアパレル商品や、リーグ全体でも定番になりつつあるもののデザイン性を進化させたベースボールシャツを発表していた。
そのベースボールシャツが4月13日のJ2第10節・大分トリニータ戦から新商品として投入されたのだが、他にも目を引くグッズがあった。「黄色いつり革」と「緑のつり革」である。
クラブのホームページでは、「サイズ:テープ幅2.5cm、全長最小約35~最大約44cm(調節可能)」との説明書きとともに写真が表示されているが、一見したところ、まさに「つり革」である。電車の中で見かけるような「つり革」が、2860円で販売されているのだ。
クラブのSNSで、その使い方が明らかにされている。つり革をかばんなどにつけて子どもに握らせる、あるいは子どものかばんにつり革をつけてつかまえておくことで、迷子になることを防げるというのだ。SNSでは、「ベビーカーやベルト、リュックなど取付可能」と使用方法が紹介されている。