■大島僚太とゴミスが同時出場

 後半25分、大島僚太とバフェティンビ・ゴミスがピッチに立つ。大島は昨年7月にチームを離脱して以来、初の対外試合の出場で、時間制限が設けられた中でのプレーとなった。ピッチに入ると同時にそれまで山田がつけていたキャプテンマークを巻いている。

 ゴミスもこれが“復帰戦”に。3月10日に左ハムストリング肉離れを負っており、その後、フランスに一時帰国していた。

 2人が入るも同32分に失点して3-2と1点差に迫られるが、そのゴミスが追加点を決める。同37分、遠野の浮き球パスに反応。ボールは相手選手に軽く当たって軌道がやや変わったものの、相手最終ラインの背後で冷静にコントロール。最後はループシュートでゴールネットを揺らしている。

 川崎はこのまま4-2で勝利。この試合の4得点すべてをFW登録の選手が決めており、J1リーグ戦3試合を無得点と終えた中で結果を残すことに成功している。

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