現地時間の4月13日、フランスリーグ第29節が行われた。スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表コンビの力でゴールを決めている。
スタッド・ランスがアウェイで迎えたRCストラスブール戦。伊東純也と中村敬斗は、それぞれこのチームの両翼を務める形で先発出場している。そして前半8分、中村が先制ゴールを決める。
それを導いたのが伊東純也で、右サイドをドリブル突破。相手選手が必死に追いすがろうとするのを置き去りにするほどのスピードで縦に切り裂く。そしてゴールラインギリギリまで迫ったうえで、右足でクロスを中に送る。
ファーへと送られたそのボールに合わせたのが中村で、左サイドから中に入り込む形で頭でしっかりと合わせる。ゴール左隅を射抜くコースだけに相手GKは一歩も動けず。チームメイトが中村をその場で祝福して囲もうとするが、アシストした伊東の元へと駆け寄って2人で抱擁をして喜び合う。立ち上がりの時間帯に先制するという理想の展開を、日本人選手2人で作ってみせた。