4月7日、スコットランドリーグでまさかのゴールが生まれた。それを決めたサッカー日本代表・前田大然に驚きの声が止まらない。
同リーグの第32節として行われたレンジャーズFCとセルティックFCとの一戦。このカードは“オールドファーム”と呼ばれ、古い伝統を持つ。今回で439回目を数えるだけに、チームにとって、サポーターにとって、そして選手それぞれにとってプライドを懸けた試合となる。
そんな試合で、わずか22秒で先制点が生まれる。決めたのは前田だ。決まった時間も早いが、ゴールを決めた前田のスプリントも速かった。セルティックの守護神ジョー・ハートが前線にクリアするようにしてロングフィードを供給。前に出ていた相手最終ラインの背後に、ボールは落ちる。当然、相手DFもそれを回収しよう走るが、それより後方にいた前田が猛スプリントを仕掛ける。
そして、見事に追いつくと、最初のタッチでシュートを選択。ペナルティエリアより外から放ったにもかかわらず、見事にゴールネットを揺らしたのである。