4月4日、Jリーグが公式エックス(旧ツイッター)に第6節での注目された“ある場面”を映像で投稿した。そこに映し出される光景に賛辞が止まらない。
4月3日、J1リーグ第6節が各地で行われたが、そのカードの一つが神奈川ダービーだった。横浜F・マリノスが日産スタジアムに川崎フロンターレを迎えたもので、平日夜の雨が降りしきる中での開催だったにもかかわらず2万6千人が駆け付けた。
近年のJ1リーグの優勝争いをけん引してきたチームの対決とあって、序盤から緊迫したムードに包まれる。それゆえに多くの1対1が見られ、観客席のどよめきを誘った。
その中でも注目されたのが川崎DF高井幸大と横浜FMのFWアンデルソン・ロペスの対決だ。前半28分前後の場面で、横浜は川崎のゴールに向かって早く攻め込む。エウベルのバスを受けたロペスが独力でペナルティエリア内に持ち込むが、その前に体を寄せたのが高井幸大。そしてシュートを打ちたいロペスの前に体をうまく入れる。ロペスはそれでも前進しようと試みるが、高井もそこは譲らない。耐える高井の横から最後はGKチョン・ソンリョンが体を投げ出してボールをキャッチし、1対1は終了する。