日本時間の4月1日、ラ・リーガ第30節が行われ、サッカー日本代表・久保建英が所属するレアル・ソシエダはアラベスと対戦した。この試合で久保が見せた美技が話題だ。
シーズン途中で長期契約を結ぶなどこのチームで期待を一身に背負う久保は、この試合でも先発出場。右サイドからタクトを振るった。
久保はこの試合の前半終了間際に交代。ボールに向かって走るや、太ももを抑えてベンチに退くこととなったのだ。雨が降る環境だっただけに筋肉系の負傷の可能性もあって心配の声も多く見られるが、その前半にはマジカルプレーを見せていたこともあってチームにとっては残念な出来事だった。
そのマジカルプレーとは、ソシエダの自陣右サイドで縦パスを受けてからのものだ。久保は下がって受ける形であったため、相手陣内に背を向ける向きに。そこに、背後から強く守備に行ったのが22歳の期待の若手DFハビ・ロペスで、腕も使ってホールドする形で久保の動きを封じる。
しかし久保は、左足を使ってボールをコントロールすると後ろの相手の股抜きパスを敢行。見事にこれを通して見せたのだ。後ろに目がついているかのようなプレーで、見事に味方につなげてみせた。