期待の若手が自国をワールドカップ出場に導く
SNSの面では、インスタグラムで言うと当初7000人ぐらいだったフォロワーが、現在は20万人まで増えました。インドネシアを中心とした、東南アジアの方々が一気に増えたので、これから取り組みたいのは、マルセリーノ選手のような期待の若手選手が自国をワールドカップ出場に導くというストーリー、それをサポーターが応援しながら、リアルタイムで追っていけるというコンテンツを作りたいと思っています。
――そうしたコンテンツ作りのひとつがドキュメンタリー『RISING STAR』だとお聞きしています。こちらは、どういった作品でしょうか。また、こうしたコンテンツを発信することによる、サポーターからの反応は?
こちらは、我々のクラブがアジア各国でのセレクションを通して短期のインターンシップに受け入れた選手に密着したドキュメンタリーです。現地のファンに認知してもらうということと、熱狂を生み出すという点、さらには、私たちの活動や施設を世界中にもっと知っていただくという意味があるんです。 初期は現地のサポーターからの反応が芳しくないときもありましたが、 徐々に潮目が変わりつつあるなと実感しています。わが町を起点に、サッカーで盛り上げながら、グローバルの波に入ろうとしてくれているのかなと思ってくれている感じはありますね。