「あれシュートまで持っていけるのまじで良い」U23日本代表敗戦も、合流したA代表FWの「シュートの形」に期待の声!「身体の使い方が上手い」「反転股抜きシュートおしい」の反応の画像
マリ戦に出場したU23サッカー日本代表の細谷真大 撮影:中地拓也

 3月23日、U―23サッカー日本代表がU―23マリ代表と対戦。1-3で敗戦した。

 A代表が国立競技場で北朝鮮との試合を終えた翌23日、京都府にあるサンガスタジアム by KYOCERAでは“弟分”が試合に挑んだ。4月から始まるパリ五輪の最終予選を控えた中で設定された2つの親善試合の初戦で、まず日本は開始2分で先制。平河悠がゴールを決めて幸先よくスコアを動かす。

 しかし、前半34分に失点すると、その後、後半8分、同45分にも失点。結果は1-3と厳しいものに終わってしまった。

 そんな中で期待の声が出た場面もあった。細谷真大のシュート場面だ。細谷は2001年9月生まれで現在21歳の細谷はパリ五輪世代であるが、すでにA代表にも呼ばれている。キャップ数をここまで6としており、アジアカップのメンバーにも選出されてカタールの地に渡っていた。

 その細谷が今回のA代表には帯同しておらず、U―23代表に合流。久々の活動となった中で、この試合はまずはベンチから戦況を伺った。

 しかし、同点とされたチームの勢いを取り戻すべく、ハーフタイムに途中出場。後半開始からピッチに立った。そして同13分、シュートまで持っていく力を見せる。相手ペナルティエリア手前でボールを奪取した川崎颯太からボールを受けると、ペナルティアークの中で前後を相手選手に囲まれながらも右方向でボールを動かす。そして素早く反転して右足でシュート。阻もうとする相手DFの股を抜いてゴールを狙ったのである。

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