■「ノーゴールと言えどまじでエグいな」

 味方のオフサイドで得点にはならなかったものの、強豪を相手にした大舞台でのこのプレーには多くの賞賛が寄せられた。

「幻のゴールになってしまったの悲しいけど遠藤くんこのシーンもしかり、全シーンで良いサポート入ってて素晴らしい活躍」
「これボール拾いにいってサラーにパスして自分でBOX内入って最後貰ってゴール、完璧のワンプレイ」
「オフサイドになった遠藤のゴールめちゃ熱かった」
「遠藤やっぱシュート時のフォームの作り方バカうまいわ」
「これが全てを変えた」
「ノーゴールと言えどまじでエグいな」
「うわー、ほんま惜しいなこれ」

 この試合はその後、得点の奪い合いとなる。延長後半までを戦って、生まれたゴールの数は7。勝者は4得点を決めたマンチェスターUだった。

 遠藤は個人としてもチームとしても悔しい気持ちを味わったが、この試合を終えるとすぐに日本に帰国して代表活動に入ることとなる。ワールドカップを目指す北朝鮮戦で、そのワールドクラスのプレーを披露できるか。期待の2連戦が始まる。

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