現地時間の3月17日、FA杯準々決勝が行われ、サッカー日本代表の遠藤航が所属するリヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
開始10分で先制を許したリヴァプールは、一発勝負で勝ち上がるためにはまず同点に追いつくことが必要だった。そんな中で迎えた前半36分過ぎ、遠藤航がゴールネットを揺らした。
マンチェスターUにとっての左サイドの最後方からクリアも兼ねて前に出したボールに遠藤が反応。見事にカットして攻撃の芽を摘む。それと同時に持ち上がると、相手選手を引き付けたうえで右サイドの高い位置にいたボールを出す。
そこにいたのがエジプト代表FWモハメド・サラーで、ペナルティエリア内の左でこれを受けると中にマイナスのボールを出す。そこに遠藤が走りこみ、これを右足で合わせて鮮やかにゴールネットを揺らしたのである。
ジャンプして喜ぶ遠藤だったが、この得点は無効に。サラーがボールを受ける際、体の一部がオフサイドだったためで、VARを経てもゴールと認められることはなかった。