3月8日、人気漫画家の鳥山明氏が逝去した。日本を代表する文化人であると同時に、世界から愛されていたことを改めて証明する出来事があった。
鳥山氏は、『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』といった漫画やアニメを生み出したほか、社会現象とまでなったゲーム『ドラゴンクエスト』のキャラクターを描くなどして、多くの人の心に影響を与えた。それはさまざまな言語に翻訳されることで、海を渡ってさまざまな国にも影響を与えた。
鳥山氏が逝去するより前の2018年、フランスの名門クラブであるパリ・サンジェルマンの観客席では『ドラゴンボール』の主人公である孫悟空の超巨大コレオがお目見えした。その際の映像を引用する形で、クラブの公式エックス(旧ツイッター)が「鳥山先生 ありがとうございました!」と追悼のメッセージを送っている。
それは18年のマルセイユ戦で披露されたもので、観客席を覆うほどに大きなもの。観客席からのライトによって、ピッチ上から見た際にはサイヤ人かのように光を帯びて見える。