今冬にJ1川崎フロンターレを退団した元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンが、新天地であるコリチーバで移籍後初ゴールをマーク。元同僚やファンから祝福の声が相次いでいる。
2012年のロンドン五輪で得点王に輝いた実績を持つレアンドロ・ダミアンは、2019年に川崎に加入すると、ストライカーとして優れた能力を発揮し、在籍5シーズンで公式戦通算178試合71ゴール27アシストをマークした。
その間、リーグ連覇や天皇杯など数々のタイトル獲得に貢献し、2021年にはリーグMVP、得点王、ベストイレブンの個人3冠を達成した。だが、年齢による衰えも指摘され、昨年12月に契約満了によって惜しまれながら退団した。
その後、しばらく無所属が続いていたが、昨季ブラジル2部降格となったコリチーバへの加入が決定した。そして現地時間3月3日に行われたカンピオナート・パラナエンセ準々決勝、チアノルテとのファーストレグに移籍後初出場を果たすと、前半24分にチャンス到来。右サイドからのグラウンダーのクロスに対して、ゴール前に走り込んだ背番号9のレアンドロ・ダミアンが、相手GKと接触しそうになりながらも右足ヒールで“おしゃれ”にゴールに流し込んだ。