ヤングなでしこがアジアの舞台で華麗なパスワークからゴールを決めた。その崩しの鮮やかさが注目されている。
U―20女子日本代表は現在、ウズベキスタンでU―20女子アジア杯を戦っている。第1戦でベトナム相手に10―0と大勝劇を演じていたチームは3月7日に中国代表と対戦した。
最初のゲームで大量得点を奪った日本だが、体格の優位さを持つ中国代表を相手に主導権を握りながら思うようにいかない場面も。そんな中でも、日本らしさを見せて先制点を決めた。
それは前半26分のことだ。自陣最終ラインからボールをつなぐ日本は、さらに縦パス、そしてフリックパス、そのパスの落としと、ダイレクトプレーの連続で前進する。さらにその落としも大山愛笑がダイレクトで右サイドへと展開し、走りこんでいた久保田真生へと渡る。
久保田は相手ペナルティエリア内の右で、グラウンダークロスを選択。するとそこに走りこんだのが土方麻椰で、右足で合わせてゴール左下の隅に流し込むようにして決めてみせた。確かな技術を生かした攻めで、先制点を決めたのである。このゴールにはSNS上で「エグい崩し」「ナイスゴール」以下のようなコメントが寄せられた。