3月1日、ジュビロ磐田は川崎フロンターレとJ1リーグ第2節を戦った。この試合で、磐田のFWジャーメイン良が1人で4得点を決めた。
驚きの決定力を見せた。1995年生まれで現在28歳のジャーメインは、2018年にベガルタ仙台でプロ入り。3シーズンを杜の都で過ごすと、21年に横浜FCへ移籍。そして22年から磐田に在籍し、今季が3シーズン目となる。
背番号11を背負うこととなった今季2試合目で、その得点力を存分に見せつけた。まずは1点リードで迎えた前半18分、左サイドからのクロスに頭で合わせてみせる。2点目は前半29分で、左サイドでパスをつなぐと、ペナルティエリア内でジャーメインに向けてヒールパスが。これを冷静に左足で合わせたのだ。
3点目はPKで、自身が裏に抜け出して倒されたこのチャンスを決める。味方のスルーパスに合わせて見事な動き出しを見せ、川崎のCBの間をかいくぐって得たPKだった。
4点目もPK。これも自ら得たものだ。当初はペナルティエリア内で競り勝ってゴールを決めたかに思われたが、ジャーメインの手に当たっていたことが判明。ただし、その直前に川崎の選手の手に当たっていたことで、得点が取り消されたうえでPK判定となっていた。この日、2本目のPKだったが、ジャーメインはこれも決めている。