2月28日、なでしこジャパンは国立競技場で北朝鮮代表と対戦。2-1で勝利したが、その試合後の長谷川唯が話題になっている。
勝った方がパリ五輪の出場権を勝ち獲るという究極の一発勝負となったこの試合。両チームのゴール裏には多くのサポーターが駆け付け、その総数は2万777人を数えた。
なでしこジャパンの中盤の軸となったのが長谷川唯で、マンチェスター・シティに所属する中盤のコンダクターだ。この試合でも先発出場。4-3-3で挑むと思われた中で、3―4-3としたチームのために幅広く走ったほか、セットプレーのキッカーも務めた。押し込まれる時間もあったものの、フル出場したのは池田太監督の信頼が厚かったからだ。
その長谷川は、試合後、ピッチ横でセルフィーを用いての自撮り動画を撮影した。JFAのスタッフから手渡されたことで撮影したもので、その映像が公式エックス(旧ツイッター)で公開されている。
サポーターをバックに自身を映す長谷川は、「パリオリンピック出場決まりました! みなさん応援ありがとうございます」と話すと、手をガッツポーズにして「イエーイ」と叫びながら、改めて画角を変えてサポーターを映す。喜びの気持ちを前面に出した映像だった。