現地時間2月19日、ポルトガル1部プリメイラ・リーガ第22節が行われ、スポルティングが敵地でのモレイレンセ戦に2-0 で勝利。その先制点を決めたのが、サッカー日本代表MF守田英正だった。
“幸運”が訪れたのは、試合開始2分だった。ダブルボランチの一角で先発出場した守田は、右サイドからのCKに対してファーサイドにポジショニング。蹴られたボールは山なりの軌道を描いてニアサイドに飛んだが、相手GKも含めて敵味方の誰も触れず。ボールが動いている間に相手DFの前に入り込んでいた守田のところまで流れてきた。
ゴールはガラ空きで、その距離約1mという願っていもないチャンス。だが、“急にボールが来た”状況で、守田は慌てて右足ボレーを試みるもミスショット。それでも、そのボールが後方にいた相手DFの手に当たって再び守田の目の前へこぼれて来る。ここで守田は体ごと押し込もうとして触れたボールが、必死にクリアを試みた相手DFの足に当たってゴールに吸い込まれることになった。
この試合の流れを早速掴む先制ゴールは、守田にとっては昨年10月以来約4カ月ぶりとなる今季2ゴール目となった。