現地時間の2月18日、サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダがアウェイに乗り込んでRCDマジョルカと対戦。その際に披露された。特製ユニフォームが注目されている。
久保にとっては特別な一戦だった。2019年7月にレアル・マドリードに加入した久保は、その後、レンタル移籍を繰り返すが、その最初の所属クラブがマジョルカだった。35試合に出場して4得点を記録。スペインの1部で成長を遂げた1年間となった。
その後、ビジャレアルやヘタフェにも所属した久保だったが、21年8月に再びマジョルカに加入。このシーズンは28試合に出場して1得点を記録している。
22年7月にソシエダに移籍すると、このクラブで水を得た魚のように躍進を遂げる。クラブにとっても重要な存在となり、今月、久保の2029年までの契約延長も発表されたばかりだった。
久保にとって特別なタイミングで巡り合ったこの古巣戦で、両チームは粋な行動に出た。選手入場時、ホームとアウェイに関係なく、先発出場した選手が背中の名前を「カタカタ」にした特別なデザインのユニフォームを着用していたのだ。それは、コイントスの間も着用されており、試合が始まる際にはそれぞれ本来の表記に戻している。