現地時間の2月14日、欧州チャンピオンズリーグのラウンド16第1戦が行われ、サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダがパリ・サンジェルマンと対戦。0-2で敗戦したが、その先制点に注目が集まっている。
久保建英にとっては心機一転の一戦だった。2月12日にクラブとの契約延長を発表。その直後の試合が欧州チャンピオンズリーグとあって、気持ちが入らないわけがなかった。前半16分には右サイドでボールを受けると、ペナルティエリア内に侵入して自ら仕掛けてシュートまで持ち込む。得点への気持ちを感じさせた場面だった。
しかし、この試合の先制点を後半13分に許す。左CKを与えると、PSGのキッカーが蹴ったボールがゴール前中央に。相手選手が競り勝ったボールがファーに流れたが、そこで合わせたのがフランス代表Fキリアン・エムバペで、右足で豪快に蹴り込んでスコアを動かしたのだ。
実はこのセットプレーの場面で、この韋駄天FWをマークしていたのは久保だった。ゴール前中央で両チームの選手が競る際に、エムバペがゴール前にポジショニングする中で久保はマークを外してしまう。その結果、このフランス代表FWはフリーでシュートを打つことができたのだった。