現地時間の2月14日、欧州チャンピオンズリーグのラウンド16第1戦が行われ、サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダがパリ・サンジェルマンと対戦。0-2で敗戦したが、久保の気を吐いたプレーが注目されている。
レアル・マドリードへの復帰の噂も流れていた久保が、ソシエダとの契約延長を発表して迎えたこの試合。クラブとしては10年ぶりとなった欧州の舞台で結果を残すためにもアウェイで引き分け以上が望まれる一戦となった。
フランス代表FWキリアン・エムバペやFWウスマン・デンベレらが先発したPSGに対し、久保も右ウイングとして先発。力強く攻撃陣をけん引した。「WOWOWサッカー」は、久保の攻撃的な3場面を公式エックス(旧ツイッター)に投稿している。
特に違いを見せたのが最初のプレーで、前半17分過ぎの場面だ。久保は右サイドの高い位置でボールを呼び込むと、ブラジル人DFルーカス・ベラルドと対峙。身長182cmの左利きDFに対し、まずは縦に仕掛ける。
相手を置き去りにしようかというスピードを見せるも、ベラルドは食らいつく。そこで見事な切り返しを見せたのが久保で、ペナルティエリア内に侵入するとともに中に入る。ベラルドはさらに追いすがるも、フェイントを入れながら徐々に侵入。
そして左足を振り抜いて、ゴールニア目掛けてシュートを放つ。これは惜しくも枠を捉えられなかったものの、PSGを相手に独力でシュートまで持ち込んだ場面だった。