J1浦和レッズのFW興梠慎三が、キャンプ最終日のトレーニングマッチでスーパーボレーを決めた。健在ぶりを示すどころではない豪快なゴールに、驚愕が広がっている。
浦和がリベンジへの準備を進めている。昨年5月に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022では頂点に輝いたが、リーグ戦では4位で終了。2023年シーズンとしては無冠に終わっている。
仕切り直しに向け、指揮官には新たにペア・マティアス・ヘグモ監督を迎えた。チアゴ・サンタナ、前田直輝を獲得するなど、補強も施した。
1月から、沖縄でプレシーズンのキャンプを張ってきた。最終日の2月6日には、同じJ1のサガン鳥栖とトレーニングマッチを行った。
45分×3本の形式で行い、最終的には7-1と大勝した。前田、チアゴといった新戦力もゴールを決めている。
だが、ファンの目を引いたのは既存戦力だ。クラブがSNSで公開したゴールシーンで、興梠のスーパープレーに驚きの声が上がっているのだ。
公開されたのは、2本目の15分に決まったゴールだ。一度は相手GKにクリアされたかに見えたが、浦和がボールを拾ってつなぎ、パスを受けた伊藤敦樹が1タッチで落とす。
ボールは浮き球になったが、そこに構えていた興梠にとっては問題なし。冷静に右足でミートすると、豪快なボレーシュートがゴール右隅に決まった。