現地時間2月3日、アジアカップ2023(カタール)の準々決勝が行われ、日本代表は1-2でイラン代表に逆転負け。悔しい敗戦となった中、先制点を奪った守田英正のゴールには称賛の声が寄せられた。
グループDを2勝1敗の2位通過した日本は、ラウンド16でバーレーン代表を3−1で勝利した。そこから中2日、カタールW杯後の2023年3月から17戦無敗(14勝3分け)を誇る強敵イランと対峙した。
開始直後のつば迫り合いの後、徐々に日本が試合のペースを握り始めた中で迎えた前半28分だった。中盤左サイドでボールを受けた守田が、ハーフウェーラインを越えたところから斜め前方にミドルレンジのパスを差し込む。このボールを1トップの上田綺世が相手DFを背負いながら足元に収めると、パス&ゴーで駆け上がってきた守田にリターンパスを送った。
トップスピードの中で難しいボールの処理を強いられた守田。イランの守備陣も即座にプレスを仕掛けて3人のDFに囲まれることになったが、ここで守田がフィジカルの強さを見せながら空中に浮いたボールを絶妙の切り返し。一気にDFを置き去りにしてボックス内に侵入すると、最後は右足で相手GKの逆を付くシュート。足を伸ばしたアリレザ・ベイランバンドに当たったが、そのまま浮き球となってゴールに吸い込まれた。