イングランド2部コヴェントリー所属の坂元達裕が、現地時間1月30日に行われたリーグ第29節のブリストル・シティ戦で今季7点目をマーク。そのテクニカルなゴールが称賛されている。
昨年7月にコヴェントリーに加入した坂元は、開幕からスタメン出場を続ける中で切れ味鋭いドリブルでチャンスを演出。11月25日の第17節のミルウォール戦で移籍後初ゴールを決めると、12月23日の第23節から1月1日の第26節の4試合で5ゴールと得点を量産。現地ファンからも絶大な人気を誇る選手となった。
その後、リーグ戦2試合無得点に終わっていた坂元だったが、この日は魅せた。10戦連続のスタメン出場を飾った中での前半27分、敵陣左サイドからの滞空時間の長いクロスボールを味方が中央で競り合うと、ボールは再び浮き球となった。
そこに反応したのが坂元だった。ペナルティーエリア内の右サイドの位置から、左足ボレーを狙う素振りを見せてから巧みなトラップで足元にボールを収めると、激しくボールを奪いにくるDFを背負いながら、振り向きざまに反転し、キックフェイントで相手のタックルをずらしてから左足シュート。逆サイドネットへ、絶妙のコースに流し込んだ。