■翻意させたある言葉
しかし、ある言葉がその心を翻意させると同時に、得点への闘志をさらに強めた。中山通訳の、「エリソンがゴールを決めて“闘牛パフォーマンス”をサポーターの方向に向けて行えば、チームの観客席も盛り上がる」という話を受けて、考えを翻意。本来の形ではない、コーナーフラッグ近くをエアーキックすることに決めたという。
チームを、そしてサポーターを盛り上げるべくゴールを欲したエリソンは山東戦でＰＫを蹴り、そしてあのパフォーマンスを披露した。さらに、等々力競技場でも多くのサポーターに盛り上がってもらうべく、ゴールを量産する気持ちを高めてもいる。
１７日には国立競技場でヴィッセル神戸との試合を、２０日には等々力競技場でＡＣＬ第２戦が控えている。フロンターレサポーターの前で闘牛姿を見せられるか注目だ。
