2月13日、川崎フロンターレがACLラウンド16の第1戦として山東泰山と対戦。3-2で勝利したが、その先制ゴールが話題になっている。
Jクラブ勢にとって今季初めての公式戦を戦ったのはACLだった。レアンドロ・ダミアン、山根視来、登里享平など多くの主軸が退団したが、一方で、新加入選手を多く迎えた。その一人がFWエリソンだ。すでに“怪物”と呼ばれるほどにその強靭なフィジカルと得点力を見せていたストライカーが、川崎の今季初ゴールを決めた。
それは前半28分の場面で、PKからの得点だった。セットプレーで相手選手の腕にボールが当たると、キッカーを務めたのが先発していたエリソン。左利きのブラジル人ストライカーは、ボールをセットするとゴールに向かってやや右に位置取る。
そして笛が鳴ると勢いよくステップを踏むも、一瞬、急減速。そして再び加速してゴール右下の隅を狙う。相手GKはそのコースに思い切り飛ぶも、ボールの勢いが勝る。その手にかすることもなく、勢いよくネットを揺らしたのだった。