■練習内容に大きな変化
昨年とは、練習内容もかなり変わっている。特に、最終ラインの練習ではこれまで見られなかったような練習も行われた。実戦を強くイメージしたシチュエーションで、動きながら細かなポジショニングや状況判断を磨くものだ。
冒頭のウォーミングアップや、GKのトレーニング内容に使用する「器具」にも変化があるように、選手だけでなくコーチ陣が入れ替わったことも強く感じさせるキャンプとなった。
選手・コーチ陣がこれだけ入れ替われば通常はチーム作りに時間がかかるだけに、内容を固めながら結果を求めることとなるが、川崎にとってＡＣＬラウンド１６が最初に訪れる難しいスケジュールとなっている。キャンプでのチーム作りと、結果を冒頭から求められるシーズンインの両立をどう果たすのか。注目のシーズンが始まる。
