日本代表・中村敬斗がアジアカップ・イラン戦に向けて、「一発勝負」だからこそ持つイメージ。球際での「戦う土台」と、相手の警戒への「切り替え」の重要さの画像
2月2日の練習に取り組むサッカー日本代表の中村敬斗 撮影:中地拓也

 2月3日、サッカー日本代表はベスト4を懸けてイランと対戦する。その前日、ドーハ市内で練習を行った。

 その練習後、ベスト4に向けたこの試合での意気込みを語ったのが中村敬斗だ。練習直前には伊東純也の離脱が発表された。それについて直接の言及は避けたものの、「みんなすごく集中している」と気持ちを試合に向けることができていると話す。

 さらに負傷していた旗手怜央もチームから離れる可能性が高いが、「誰がいつどの時に出ても、やることは変わらない」と冷静に説明する。

 アジアカップのベスト4に向けて戦うイランは、現在、FIFAランキングで21位。日本の17位に次ぐアジア2位の強敵だが、その相手については、「前線に強力な選手がいるイメージで、球際ですごいアグレッシブさがあって、間違いなくアジアでの強敵」と言う。シリアとの試合映像も観たというが、「実際に試合すると難しさが全然違うことは今回アジアカップで感じた」からこそ、ピッチの上での対戦相手に臨機応変に挑む構えだ。

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